短編

□嫉妬
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目を点にするナツキ。


「本当に?」

「あぁ。」

「やったあ!」


わーいと喜ぶナツキ。
ふと俺が笑った時だった。


「俺も手伝ってやるよ!」

「!」


ひょこっと顔を出したのはキバだった。
またコイツか…!


「え、なになにー?
 ナツキ補修なの?」

「いのちゃん…そうなんだよ…」

「しっかたないわねーアタシも手伝ってあげる!
 シカマル!あんたもよ!」

「…めんどくせーことすんなよお前。」


じとっとナツキをみるシカマル。
ぞくぞくと集まる生徒たち。

結局手伝いに行くのは俺、キバ、シカマル、チョウジ、いの、ヒナタ、サクラ、赤丸だった。















「妙に客が多いなー…」

「あ、あはは…」


あたしは苦笑いする。
イルカ先生ははあとため息をついた。

まあ関係ない人が七人もいるわけだしね。
それに…


「ねえ、サスケくん!
 アタシクッキー作ってきたの!食べて食べてー!!」

「ばーか!サスケくんはゼリーの方が好きなのよ!
 ね、サスケくんこっち食べて?」

「…甘いのは好きじゃない。」



「あ、今日の夕飯焼肉なんだよねー
 楽しみだなーむふふ」

「…よくお前の家破産しないな…」

「いーなー焼肉ー!
 俺もくいてー!」

「ワンッ!」


「ナツキちゃん、が、頑張って…!」


優しいのはヒナタだけです。
なんなのもう…


「ありがとう、頑張るね。」


ぐっとクナイを握る。


「ご指導お願いします!」


そう言って一度れいをすると
イルカ先生は驚いていた顔をしていたけどすぐ笑った。
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