短編
□いつでも妬いて妬いて
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「ナツキ!?
・・・・・ってえ?」
「ちょ、セト、おもっ!
起きろ、馬鹿あ!!」
「んにゃ〜〜」
「猫か!?
お前犬系男子だろ!!」
え、なにこれどうなってるの?
なんでセトがナツキを押し倒してるの?
「カ、カノォ…」
半泣き状態でナツキが僕に助けを求める。
何かが切れたのがわかった。
セトをどかしてナツキを部屋に引っ張る。
「え、ちょ、カノ!?」
「・・・・・。」
名前を呼ばれたけど、今は反応できない。
「んにゅ…あれ、セトどうしたの…?」
「あぁ、マリーおはよう。
いや、料理で使う酎ハイジュースと間違って飲んでこの様だ。」
「セト、大丈夫??」
「ん〜マリー♪」
「ダメだな、こりゃ。」