NARUTO

□一話
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「それってまさか…NARUTOの世界に行けるってこと!?」

《貴方が望むのなら》


アタシが…のぞむ世界…!


「行きたい…NARUTOの世界に!
 連れて行って!!」

《良いでしょう、そのドアを開けなさい。》


自称神が指差していた場所にはまたもや白いドアがあった。
ちょうどま後ろに太陽があって眩しい。


《貴方が…運命を変えるのです…!》

「・・・うん!」


アタシはそう言ってドアを思いっ切り開け、一歩を踏み出した。
――――のだが、


「・・・あれ?」


足が空を斬る。
・・・これって…

重力でアタシの身体はふと下に落ちた。


「あぁああああぁぁあぁぁぁああぁぁ!!!?」


落ちてる、落ちてるよちょっと!?
なにこれ、は!?

運命を変えろってまさか、このあと死ぬなってこと!?
無理無理無理無理!!

こんな高さから落ちて死なないとかありえないからああああああああ!!


どすっ


「ぎゃんっ!」

「うおっ!?」


なんかに落ちた。
あ、生きてる。

ほっと安心して見るとそこには見覚えのある人がたくさんいた。


「カカシ!?」

「・・・この子は・・・?」


あ、この美人様は・・・!


「紅さんと熊・・・!!」

「え?」

「熊あ!?誰のことだ!」

「お前だよ!!」


びしっと指差す。
熊ーアスマがはあ!?とキレた時、ふとアスマの後ろにいるおじいさんに気づいた。
あ、あぁああぁあ・・・


「火影のじいさまだぁああああ!!」

「「!!?」」

「ん?」


ほ、本当にNARUTOの世界に来ちゃったってこと!?
や・・・


「やったあ!!」

「喜んでないでどけてくれないかなあ・・・」

「え?」


ふとクッション代わりになったものを見ると銀髪。
あ・・・この人は・・・


「ふわあ!カカシ先生!!
 きゃーカカシ先生だよ!!嬉しい!!
 イケメンですね!!」

「え、あ、ありがとう・・・?」

「クッション代わりありがとうございます!!」

「いいからどけて?」


あーカカシ先生の上に落ちたのか・・・ん?


「あれ、ガイ先生はいないのか・・・
 あの熱血ゲジ眉・・・。」

(((ゲジ眉・・・)))

「おっほん…ところで」


お、じいさま!


「お主はなぜ我々を知っているのかの?」
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