NARUTO

□十四話
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ワイワイしている教室のみんな。


「正直僕たち隠れていなくても・・・
 てか、イルカさんに内緒で・・・」

「いーんだよ!
 こっちの方が楽しいだろ?
 サプライズサプライズ!」


楽しそうに話すグレンを見て僕も自然に笑みがこぼれる。
確かに・・・そうかな。

実際さっきからドキドキしてるしね。


「ねえグレン「しっ!」・・・?」

「来たぜ、イルカっち・・・」


にししと笑うグレン。
それから耳打ちをする。



ガラッ


「あ、イルカ先生だー」

「えーもう授業??」

「・・・あれ?」


いない・・・
でも部屋にも居なかったしな・・・
アイツら一体どこ行った・・・?


「どうしたのイルカ先生?」

「いや…今日はグレンと夏が来る予定だったんだが・・・」

「えーそうなの!?」

「なんでいないんですかー!」

「なんでなんでー!?」

「いや、俺にもわかんな」


ぼむっ!


「きゃあ!!」

「なんだ!?」

「っ!?」


これは・・・まさか・・・!


「チビっ子共・・・待たせたな!
 大スターグレン様の登場だぜっ!!」

「同じく、夏だよ」


煙を割いて出てきたのはなんかヒーローのようなポーズをしている二人。
どこに隠れてやがったこいつら・・・!


「グレン何やってんだ・・・」

「いや、その・・・」

「夏まで・・・何して」


俺が肩に手をのせた時だった。


ボムッ


「っ!?」







「やん、イルカ先生のエッチ☆」

「―――――っ!!」


ウインクをするグレンがいた。
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