長い守護聖の物語
□自己紹介
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自己紹介
ある日の事、チャーリーは皆を庭園に集めていた。集合をかけてから、随分と時間が経っている。
ジュリアスの眉間のシワがまた増えた。
ジュリアス「いい加減にせぬか!」
チャーリー「まぁまぁ、もう少しお待ち下さいな!汗」
クラヴィス「……何もないなら帰るぞ。」
リュミエール「クラヴィス様、もう少し待ってみませんか?」
ゼフェル「なー、チャーリー。ホントに用があって呼んだんだよな?」
チャーリー「はいな!あっ、きたきた!」
そこへ1人の少女。少女は息を切らせていた。その場に居る人は皆息を飲んだ。
『はっ、はっ、はっ……。
遅れてすみませんでした!』
ランディ「チャーリーさん、この方は?」
チャーリー「まぁまぁ、ちょっと待って下さいな。ほら、言えるか?」
『あ、申し遅れました。チャーリーの妹、レノヴァです〜。』
オスカー「お嬢ちゃん、俺と同じ目の色をしているな。」
オスカーはレノヴァに近付いた。レノヴァは、一目惚れをした。
『はっ、はい!///』
オスカー「緊張しないでくれよ。俺まで緊張するだろ。」
ゼフェル「ナンパはそれぐらいにしてよー。なんでこっちに来たんだ?」
『聖地というのがどういう所か気になって……それで兄と一緒に来たんです。』
ジュリアス「ほう。そういう事なのか。」
ルヴァ「この聖地はいいところですからね〜。
あなたがよろしければ、私が案内いたしましょうか?」
ルヴァがそう言った途端、オスカーが前に出てきた。
オスカー「俺が案内しよう。お嬢ちゃんのエスコートは任せてくれ。」
突然出てきたオスカーに驚くルヴァだが……
ルヴァ「では、お願いしますね〜。」
オスカー「さぁ、お嬢ちゃん。デートも兼ねて行こうか。」
『は、はいっ!お願いします!///』
こうしてオスカーとレノヴァは一足先に庭園を出た。
その頃のチャーリーは、オリヴィエと話をしていた。レノヴァが居ない事を全く気づいていないチャーリーw
ゼフェルが呆れながら言った。
ゼフェル「チャーリー、オスカーに取られちまったぜ?」
チャーリー「はっ!ホンマや!居てない!」
オリヴィエ「あら、ホントだね。聖地の案内でもしてんじゃな〜い?w」
チャーリー「……声かけてくれてもよかったのに……(;ω;`)」
オリヴィエ「いい大人が泣くんじゃないよ。それに今行っても、邪魔だと思うけど?」
チャーリー「こうなったら、尾行作戦や!」
チャーリーは全力疾走でレノヴァを追いかけた。
残された守護聖は解散した。