黒猫奮闘期!!
□生きている肝
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『あれ。雪女だぁ・・・あれ。もしかして江戸から遠路遥々?ご足労様です』
「そうじゃのう。すこし疲れたからの。癒してくれるかい?」
『丁重にお断りします。』
雪女が夜々に攻撃を幾度となく仕かけてくるが、夜々は軽々と避けてしまう。
え。まぁ、猫ですから←
「避けてるだけじゃ勝てないわよっ!」
雪女は、こちらがいつ攻撃しろと?と問いただしたくなるほど連続でのろいの吹雪を仕掛けてくる。
「おぬし、強いんじゃろう?避けるのが精一杯じゃぁ、強いとは言えんのぉ」
あ。いまカチンときた。ぶん殴りたい。
『あぁ・・・うん。今度は雪女さんが避けるだけで精一杯になるよ。』
「何を戯言を・・・!!」
馬鹿だよね。攻撃させてたのは貴女のパターンを見るため。
攻撃の種類も明かされてゆくし・・・ほんと、雪女の癖に冷静な判断が出来てないよね
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