姫の悪戯
□姫様の憂鬱
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「姫空木さん」
「あ、みことちゃん。どうしたの？」
「今日ってお暇ですか？」
「え...ひま...だけど」
「じゃあ今日の放課後、華うつしのお相手お願いしてもいいですか？」
「あ...ああ、勿論いいよ」
「よかった...じゃ放課後よろしくお願いします」
「わかったよ」
みことちゃん、頑張ってるな。
あれだけやってもまだ頑張ってるなんて、尊敬する。
その子が僕のものだって思うだけで幸せな気分になるな...。
「クソ姫」
「唐紅先輩、どうされたんですか？」
「あの女とどこまでヤッたんだよ」
「え？まだ何も」
「はぁ？お前あの女のこと好きなんだろ？」
「大好きですよ」
「それでよく理性保ててんな。
あの体つきで欲情しねぇのか？」
「唐紅先輩と僕じゃ違いますから。
それだけですか？それなら失礼します」