金爆夢小説 短編
□遅刻の理由
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俺、喜矢武豊は毎日遅刻する。
なぜなら・・・
「こらー!喜矢武くん!
今日も遅刻して・・・
委員長の私が代わりに先生に怒られてるんだよ?」
クラスの委員長、里中まひるが好きだからだ。
こいつは俺が遅刻するたびに顔を真っ赤にして頬を膨らましながら絡んでくる。
我ながら子供みたいな気のひきかたをしていると思う。
「ちょっと喜矢武くん聞いてる!?」
喜「あーはいはい」
「もういい、喜矢武くんのばか!」
そう言って小走りに去るまひるを見て、とても愛しいと感じた。
いつかは遅刻なんてしなくてもまひるは俺に絡んでくれるのだろうか
決めた、
絶対俺の女にする
Fin.