短編

□拾われた彼女
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「はぁ、」ロー


シェルビアが死んで2週間…
俺のこの手でアイツをバラバラにし海へ投げ捨てた記憶が全く頭からはなれねぇ。


ベポの奴も俺を励まそうと元気なツラしてるが、
正直痛々しくてみてられねぇ。


こんなとこで、足止めをくってる場合じゃねーのは俺が一番解っている。


だが、…………


「シェルビア………。」ロー


俺はどうすればいい?
この手でお前を殺した俺に、お前は相当恨んでいるんだろ?


「はぁ、何を考えているんだ俺は……」ロー



<ガチャっ>


「船長ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!」シャチ

「なんだ騒がしい。騒ぎならお前等で何とかしろと言っただろ。」ロー

「いや、それがそうもいかない状況でして!!」シャチ

「あ?」ロー


チッ面どくせえ。


「大したことじゃなければ解ってんだろーな?」ロー


「(ひぃ!?こえーー!)いやかなり大したことです!でも、覚悟して欲しいというか!!!」シャチ

「何のことだ。」ロー

「ホントいいんすね!いいますよ!!」シャチ
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