貴方に詩を
□待ってたよ
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―久しぶり。
…そうだね、とっても
貴方に置いて行かれたショックで
声なんて出なくなっちゃったよ
―ごめんね。
…どうして謝るの
―だって僕は君に、それ相応のことをしたんだから。
…もう
気にしてなんかいないよ
―君を置いていってから、僕は駄目な奴だと思ったよ。
…そんなことない
貴方はいつだって
素敵な人
…私は
貴方のことを疑ったこともあるんだよ
―君の弱いところ、優しいところ、全部受け止めるから
…貴方の強いところ、怒りっぽいところ、全部受け止めるから
―こんな僕を
…こんな私を
どうか
許してほしい。
ずっとずっと
―愛してる
…待ってたよ