兎と少女の恋物語

□馬鹿ラビ!
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街は人で賑わっており混雑していた
はぐれないように二人は恋人繋ぎをして街を見回った
途中でクレープを買って二人で食べていると

「ん?アレってユウとアレンじゃないさ?」「え?どこ?」

ラビが指を刺す方向を見ると仲良く恋人繋ぎをしながら
楽しそうで嬉しそうに話すアレンと穏やかな顔で相槌を返している神田の姿があった
それをリナリーとラビは微笑ましく見ていた

「さっすが教団No.1の美形のユウとNo.2のアレンさぁ〜」
「どこにいても目立つカップルよね」
「でも俺は目立たないほうがいいさぁー」
「なんで?」

ニコニコと笑っているラビに疑問をぶつけるとラビは嬉しそうに笑うと

「誰かにリナリーが俺だけに見せてくれる可愛い姿見せたくないからさ」
「////わ、わたしも・・・同じだよ?」
「嬉しいさー♪」

いつも以上にご機嫌が良くなったラビにリナリーもそんな姿を見て嬉しくなった

気がつくとさっきまでそこにいた神田とアレンの姿は無かったがそんなのは気にしない
今はこのまま嬉しさを分かち合っていたかった


だがこの後ラビの行動でリナリーの機嫌が氷点下に下がるとは思ってもいなかった


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