好機逸すべからず

□中学生編3
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中三、受験シーズンである。


「惟臣はどうするの?」



「あ?あぁ、防衛省の第一空挺団から声が掛かってる」


「へぇ…」


凄いね、と言うと、何故か微妙な顔をされた。



「お前と一緒にいたからだろ。柚希の功績は注目されている」



「コネは作っておいた方がいいよ?」



ニヤリと笑うと、はぁ〜とため息を吐かれた。




「オレはお前を1人にする方が心配だ」



「どーゆー意味さ、そ…れぇ!?



いきなり黒い何かが飛んできたと思ったら、何かがキラリと光った。
咄嗟に腕で顔を庇ったら



バキッ



と嫌な音が。



「柚希!」



「つっ、誰」



「ふぅん。並盛最強って、君?」



んなっ!?




復活キャラとの遭遇率!




「君、僕と勝負しなよ」



雲雀恭弥!




「おい、どうするんだ?」



「……」




「柚希?」



ふふ、ふふふふ…



「お、おい?」



本当、この頃神(管理人)っていうもんを怨みたくなってくるよ。



去年なんて死にかけたよ?
ぷに子ちゃんに殺されかけるし、零崎三天王には精神的に追い詰められるし・



「ちょーっと…躾が必要かなぁ…」




ニヤァリと笑って丁度持っていた三節棍を取り出す。




「はぁ…。手加減しろよ」



「出来たらね」



さて、と。



壊して分解(バラ)して崩して溶かしてめちゃめちゃにしてやるよ




 
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