【好機】原作
□泣き虫ランボ
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「よお、リボーン。みちがえちゃっただろ?オレがおまえにシカトされつづけたランボだよ」
ランボ(15)がそう言うが、今もリボーンはご飯を食べることに集中していて、ランボ(15)を無視している。
「やれやれ。こうなりゃ実力行使しかねーな。10年間でオレがどれだけ変わったか見せてやる」
言って、ランボ(15)は角を自分の頭に付け
「オレのツノは100万ボルトだ」
100万ボルトもある電撃をその身に貯め、リボーンに攻撃を仕掛ける。
「死ねリボーン!!電撃角(エレットォリコ・コルナータ)!!!」
確かに凄い技だけれど
ぐさっ
リボーンは持っていたフォークでランボ(15)の頭を刺した。
「が・ま・ん
うわぁああ」
ランボ(15)は泣いて走り去ってしまった。
「こらツナ!!仲裁に入ってっていったでしょ?」
元の、この時代のランボが泣きながらお母さんに連れられていた。
「ランボ君、リボーン君と友達になりたいんだって」
お母さんはそう言うけど、違うと思うよ。
「なんてウソだよーん!!死(ち)にやがれー!!」
幾つもの手榴弾をリボーンに投げるが、リボーンはそれを全てランボごと打ち返し、庭でランボは爆発した。
「ママン、おかわり」
何事もなかったようにおかわりを催促するリボーン。
綱吉とお母さんは庭で爆発したランボを真っ青な顔で見ている。
うん、これが普通の反応だよね。
仕方がないから私がおかわりをよそってあげた。