【好機】原作
□犯罪3兄弟
1ページ/3ページ
その日の夜、お母さんが爆弾発言をした。
「ごめんなさい。今日夕飯ないのよ」
その事に驚いたのは私だけではなく、居候達もで、ランボとイーピン(いつの間にか居候になっていた)は自分の茶碗とお箸を落としていた。
「おサイフをすられたみたいなのよ〜〜。最近、この辺りでスリやひったくりが多いって聞いてたから気をつけてたつもりだったんだけど…………」
その言葉を聞いたリボーン達は、それぞれの武器を手に、そのスリ犯を殺しに行こうと心が一つになっている。
止めようかと思ったけど、綱吉が自分のカップ麺をあげると言い、その場は収まった。
「心配ねーからな、ママン。明日からスられないように護衛してやるぞ」
「まあっありがとう!たのもしいわ〜!」
そうなれば、勿論綱吉も道連れになる訳で。
「メシを食う者として当然の義務だぞ」
拳銃で脅された結果、綱吉も行くことになった。
私?あんな目立つ集団と一緒に行きたくないからパス。