【好機】原作

□遭難
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この並盛には、一度遭難したら二度と返ってこれないと言われている山がある。
仰々しい名前がついていたが、もう忘れた。
この山は、確かに遭難しやすいが、修行にはうってつけの場所だ。
よくここで恭弥とか惟臣とかと闘り合ったっけ。

とか、昔のことを思い出いながら歩いていると、何故か山が燃えていた


「環境破壊って、こうして起こるんだよねー」


なんて戯言を吐きながらそちらに向かうと、そこには何故か綱吉、リボーン、隼人くん、武くん、ディーノさん、ビアンキ、ハルちゃん、京子ちゃん、ランボ、イーピン、心愛ちゃんがいた。
って、心愛ちゃん久しぶり。
管理人に忘れられて(強制終了


「何してるの、あんたたち」


呆れながら声をかけると、驚いたように見られる。


「ね、姉ちゃんも遭難!!?」


「は?いや、ただの見回り」


「見回り?どういう事だ?」


「この山の持ち主に頼まれてるんだよ。たまにここを見回ってくれって。遭難して骨になってる人が多数いるらしいからその防止。で、綱吉達は何でここに?」


「「「……」」」


「遭難か」


「「「はい…」」」


綱吉達はともかく、何で心愛ちゃんまで…
どうやらランボの所為らしかった。


「とにかく帰ろう。もうすぐ日も沈むし、山の天気は崩れやすい」


ついてきて、というと何故か救世主でも見るような目で見られた。


山の持ち主?
勿論、玖渚だよ。
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