【好機】原作
□邂逅
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その日の夜、レヴィが雷の守護者を殺りに行ったというのをマーモンから聞き、XANXUSにチクリに行った。
「レヴィが早速狩りに行ったよ。どうする?」
「放っておきゃいいだろ。なぜわざわざ報告しやがる」
「いや?別に」
「……チッ。行くぞ」
確信はつかず、におわせる形にして言うと、XANXUSは行くと言ってくれた。
その事をスクアーロに伝えに行って、皆でレヴィを追うことになった。
私は黒のフード付きコートを着て(マーモンみたいなの)皆と一緒に走る。
レヴィを見つけると、丁度綱吉達を殺そうとしている所だった。
「待てェレヴィ!」
「一人で狩っちゃだめよ」
「他のリングの保持者もいるみたいなんだ」
霧と雲以外のリングの保持者は揃っていた
霧…骸だけど、確かクロームって子が骸の代わりに出るはず。
ちゃんとした生活できてたらいいんだけど。
「ゔお゛ぉい!!!よくもだましてくれたなぁ、カスども!」
スクアーロが前に出ると、綱吉は怯え、隼人くんと武くんと心愛ちゃんはキッと睨みつけてくる。
「雨のリングを持つのはどいつだぁ?」
「オレだ」
「なんだぁてめーか。3秒だ。3秒でおろしてやる」
喜々として剣を構えるスクアーロの肩を掴み、後ろへと押しのけるXANXUS。
レヴィは何故かそれを真似ていた。
XANXUSは早速綱吉に殺気を当てる。
「沢田綱吉…」
憤怒の炎を使おうとするXANXUS。
「まさかボスいきなりアレを……!!」
「オレ達まで殺す気か!?」
「やべーぞ!逃げろ!」
「死ね」