小説

□摂食障害
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はじめに・・・
皆さん、『摂食障害』をご存知ですか?

『摂食障害』とは、
“拒食症”と“過食症”の事をいいます。

簡単に説明しますと
“拒食症”とは、食べ物を受け付けない症状です。

食べる=太る
ならば、
食べない=太らない
食べない=満たされる
そして、
受け付けない=生命危険

食べ物を胃に入れる事に恐怖感を覚え、何日間も何週間も何も口にしなくなるのです。
食べ物を極端に制限し、わずかな量しか食べない人も拒食症と言えるでしょう。

そして最後には身体は見苦しい程痩せ細り、体力低下・体温調節不能になり死に至る事もあるのです。


一方“過食症”とは、
いくら食べても満たされず、大量の食べ物を胃に入れる症状です。

ほとんどの過食症の人は、そこに嘔吐という行為や大量の下剤、サプリメントを飲む行動に走ります。

食べる=満たされる
だが、
食べる=太る
ならば、
吐く=太らない=罪悪感
吐けない=太る=罪悪感

大量に食べては吐き、又大量に食べては吐きが何度も繰り返されます。
嘔吐をしなぃ、又出来ずに胃が破裂しそうなくらい無我夢中に食べてしまう人も過食症と言えるでしょう。

その場合嘔吐しない人は、嘔吐している人に比べ、罪悪感と自己嫌悪が大きいと思います。


いずれの症状も、
「太りたくない」
という願望が生む病気なのです。


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※症状の説明は、専門的なものではなく、私流の意見ですのでご了承下さい。
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