お江戸用語(2級対策用)

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【花魁道中 (おいらんどうちゅう)】
花魁が馴染みの客を茶屋などへ迎えに行くとき、その行き帰りを旅に見立ててそう呼んだ。

外八文字:爪先を内側に向けて、それから外へ爪先を開いて歩を進める。⇔内八文字(京島原で好まれた)

【お練り (おねり)】
大名行列や祭礼の行列などがうねるように進む様子。

【重さ (おもさ)】
1貫=1000匁=3.75kg

1斤=160匁=600g

1匁=3.75g

【阿蘭陀宿 (おらんだやど)】
オランダ商館長の一行が泊まる宿。
江戸(長崎屋)、京(海老屋)、大坂(長崎屋)、下関(伊藤屋と佐甲屋が交代)、小倉(大坂屋)の5ヶ所では、定宿が決まっていて、それらを呼んだ。
長崎奉行の支配を受け、役料を受けていた。また、オランダ人が献上物として持参した品物の残りを売買することができた。

【寛永寺 (かんえいじ)】
天海僧正の発願により寛永2年(1625)に創建された天台宗寺院。

4代家綱、5代綱吉、8代吉宗、10代家治、13代家定が埋葬されている。

【寛政三美人 (かんせいさんびじん)】
高島屋おひさ(両国薬研堀の茶屋娘)

難波屋おきた(浅草随身門門前の茶屋娘)

菊本おはん(芝神明前の茶屋娘)

おはんのかわりに吉原の芸者富本豊雛を三美人のひとりとすることもある。

【献残屋 (けんざんや)】
献残とは、大名に献上された品物で不用のもの、あるいは残っているもののこと。
献残屋とは、その不用品を引き取り、一部を修繕などしてほかに売却する商売。
日持ちする食品(干鮑・干貝・片栗粉・からすみ・雲丹)などの高級珍味が人気。桐箱の飾りなどを変えて新品同様にして、何度も贈答品として使い回した。

【三度笠 (さんどがさ)】
菅笠の一種。
三度飛脚が用いた。
大深とも呼ばれる。

【三奉行 (さんぶぎょう)】
町奉行
勘定奉行
寺社奉行

下三奉行は

普請奉行
小普請奉行
作事奉行

【書画会 (しょがかい)】
本来は、文人墨客が集まって歓談しながら即席で筆をとるものだった。文化・文政の頃からは、客を集めてその場で書画を揮毫して即売するようになった。

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