08/03の日記

22:38
虫のしらせ
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銀魂の夢小話。名前変換不可です。苦手なかたは回れ右です。





























































































































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銀色の湯呑が割れた

台所に突如、響き渡る音に鬼兵隊の面々が駆け寄る

楊は指先を切っていた

また子や万斉、武市が楊に声をかける

楊は流れでる血をそのままに

床に散らばる銀色の破片を手に取る

銀色の破片に血が交わった



「楊さん。大丈夫っすか!?早く手当てを…」

「……」

「晋助!!楊殿が傷を、って居たでござるか」

「…切ったのか」

「そうです!さ、早く楊さん…」

「ぁ、はい…」



また子に連れられ楊は水道で傷口をあてる

破片は万斉と武市がかたし、また子と楊、高杉は居間へ移動した

絆創膏で塞がれた傷口を楊は何度も摩る

高杉は紫煙を吐き、消える紫煙の間から楊を見詰めた

万斉や武市、また子らは相変わらず談笑している


二人の間に通じているような感覚がした


楊は自分を見つめる高杉を見詰め返した



『大丈夫、だよ』



楊の笑顔がそう言っているような気がした

楊が泣きたくて仕方ないことを感じた


楊は静かに立ち上がり、洗濯物を取り込んでくると姿を消す

高杉もその後を追う

不思議そうに眺める三人の視線など気にもせず彼女を追った




洗濯物が風になびき洗剤の匂いがかおる中、彼女はいた

後ろ姿が消えてしまいそうで儚い



「…ごめん、ね」

「まだ何も言ってねーよ」

「……そうだね」

「なにを感じた」

「……銀君が…」

「…あ?銀時?」

「胸騒ぎが、したの」

「…それで?」

「すごく、不安…」

「それで?」

「……意地悪、ね」

「解りきってるだろ?」

……あり、がと…

「……素直になりやがれ」

「…ぅ、ぅっふぇっ、ぐす…



干されたシーツに顔を隠し、静かに涙する

シーツごと彼女を後ろへ引っ張り片腕に抱きしめた




遠くで戦う銀色の彼を想う


『どうか、無事で…』




涙が止まらなかった



END

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はい!!意味不!!!これおざんぷ読んでピンときただけです。銀ちゃん戦ってる最中になに和んでだって感じですが(笑)そこは置いといて…。虫のしらせと言うか、銀色の湯呑は銀ちゃん用で、それが割れて不安なるっていうか。そんなヒロインの変化も高杉にはお見通しっていうかなんていうか…もうグダグダです!!!(土下座)

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