04/25の日記

23:04
無罪
---------------
☆矢の妄想夢小話。名前変換不可。苦手な方は回れ右です。










傍観…

それは

私にこそ相応しい




「罪」




時の流れに


取り残された


生きる屍






「ルージュ?」

「…!…どうしましたシオン」

「いや、何も…」

「………すまない」

「何故、お前が謝る」

「…貴方は優しい方です。私を思ってのことでしょう」

「………そういうお前は、ヒトの内を知りすぎる」

「仕方のないことです」

「…ならば、私が何を思うかわかっているだろう」

「……すまない」

「消えることは許さん」

「………」

「己を責めるな」

「…私は、時に生かされているだけの存在だ」

「己で生きよ」

「………」

「ルージュ」

「…いいのでしょうか…」

「いいのだ」

「私は…」

「生きろ」

「だが…」

「理由がいるか」

「…」

「今からでも遅くはない」

「…」

「共に歩もうではないか」

「…ああ」




「シオン」

「?」

「ありがとう…」




-君は私の生きる全て-

END



あーすみません

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ