獏良とバクラの日常
□獏良とバクラの日常3
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僕の名前は獏良了。
ひょんなことから、現在、バクラと一緒に住んでいる。
アイツは僕と名前(苗字)だけでなく姿も声も同じ…。
でも、僕と幾つか違うとこもあるんだ。それは、性格と目つきの悪さかな。僕が怒った顔になってもあそこまでは目つきは悪くならないだろうと思う。
あ!!僕とバクラで違う決定的なものを言い忘れてたよ。
バクラのウサミミのような髪の毛。
あの髪の毛はおもしろいんだよ〜。バクラの感情とリンクしているかのように、ウサミミが動いてるように見えるんだ!!
これって不思議。ミステリーだよ。
…だからって、バクラのウサミミを調査しようとは思わないけどね。
不思議なままでいるのが一番だと僕は思うんだ。
あれ?なんか話がそれちゃったかな。
昔はね、バクラのこと大嫌いだったんだ。
アイツのせいで友達は昏睡状態になるし、そのせいで何回も転校した。
だけど、今はバクラのこと嫌いじゃない。むしろ好きだよ?
家事も何でもやってくれるし!(因みに、今バクラが夕飯を作ってくれてるよ。)僕の言うこと何でも聞くしね!
でも…それだけじゃないんだ。寂しい時や辛い時いつも何も言わずにそばに付いていてくれる。
いつの間に僕の中でバクラの存在が大きくなったんだろう。