★Short story★

□いい加減にしろ!
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「ミリ〜v」

あの大柄な男から時より漏れる声に、その場に居合わせた者一同おまえは誰だという突込みする。心の中で。

数日前、ミリアリアから名前所か愛称で呼ぶ事を許された、コーディネーター、褐色の肌とモテそうな顔を持つ金髪のディアッカ・エルスマンは喜んでいた。
はじめは皆生暖かい目で見ていた。アスランもキラも。
しかし時が経つに連れウザくなってきたのは間違いない。
ミリアリアを見つけるごとに嬉しそうに笑んで彼女の愛称を呼ぶ、まるで犬のようなディアッカと、一見は軽くあしらっているように見えて、影で顔を赤く染めるミリアリアを見ていれば。
彼等は素でやっているというのだから、もう手におえない。
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