★Short story★
□写真と手紙と子悪魔
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「アアアア、アスラン!!いい加減にしろぉ!!!」
聞き覚えの声と誰かが疾走する音が辺りに響いて、仲良く談笑していた紅服3人集とミゲル・アイマンは入り口に視線を向けた。
□ 写真と手紙と子悪魔 □
聞き覚えのある声の人物−銀の髪を持つ少年・イザーク・ジュールはドタバタと食堂に駆け込むと、無断で食堂の開閉ボタンを押しロックを掛けた。
向こうからドンドンと叩く音が聞こえるドアの前で、イザークは肩で息をしている。
「どったの?」