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□憂鬱
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いつからか、「ありがとう」も言えない。
俄然忌わしくなった“関係”
お似合いだなんて言われたくなくって
まだまだ子供だったのはきっと僕の方。
なんだか凄く 厄介なものに思えた。
恋愛が至極 厄介なものに思えた。
片足を引き摺るの どうか心配しないで
「巧く行く」 なんて誰が決めたの?
ずっとずっと夢の中が良かったのに。
現実主義者の振りをして
いちばん、夢見てたのに。
あの日から
君が…、
他でもない君が 覚まして
僕に 恋して
僕を 愛して
お願い、全て 返して…
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