r o s e

□恐怖
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その、得体の知れない疑惑


僕を責める目、目、目


「それが、お前の誠意?」


何故か皆、立腹。

tetsuは誰の代弁者なのか。


僕は罪人
だから晒される、愛という"普遍"の下

悪戯な求刑。



「ああ。多分、誠意」

「幸せに、なれよ」


それなら、云わないで

本当に幸福を願ってくれるなら

言葉なんかに、しないで。



僕が

人間を恐れているのは何故か


知っているだろうに


「じゃあな、」

一時の別れを、永遠の如く感じたのは杞憂でも被害妄想でも無いだろう。


「はいど」



窘めてくれるなら

僕は泣いて喜ぼう


「忘れ物」


緩やかな弧を描いて
僕に飛んできたMD


余りに突然の出来事で、凝り固まった身体は動かず


足元に転がる四角。


すべて終ってから


恐怖が

始まる






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