リクエスト

□mnemosyne
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「ケーキ食いましたか〜?そこのケーキ屋の娘とデートまでこぎつけたんですよお〜も〜嬉しくて〜〜」
「ケーキはうまいが、おまえは鬱陶しい。たかだか、デートの一回や二回で・・・」
「そうはいいますが、大佐。今日は誕生日でしょう?予定はないんですか?」
「ふ、わたしは長いこと口説いてきた女性が手に入りそうだよ」
「そうなんっスか〜!?」
 何気にリザが視線をそらしている。そして、すくっと立ち上がった。
「それでは大佐。職務にもどります」
 そういって、トレイに飲み終わったカップを載せて、去っていこうとハボックとすれ違う。
「あれ・・・?中尉、今日の髪飾り新しいっすよね?口紅も?」
「そ、そうなの!素敵だから買ってみたのよ」
 微かに赤面して退室していった。
「なんか、中尉変わったっすよね?」
「ふ、ハボック。おまえは、まだまだだな」
「なんスか?」
「中尉のピアスも、新作だよ」
「あ〜なるほど〜」
 ハボックは何かを感づいたようで、にやりと笑って、んじゃ、と退室していった。

 記憶の女神。
 どんな辛い過去の記憶だろうと、
 幸せな記憶だろうと。
 それは、彼女と共にあるのだろう。
「なるほど・・・この日まで生きられたことに感謝すべき、か」
 それは戦場で生きるわれわれの、一年の目標のようなものだな。
 こんな誕生日も、わるくない・・・。

おわり
 ごめん・・・。ぜんぜんロイアイでもアルエドでもないよ・・・orz
無能だよ、無能・・・。
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