宝物(小説)

□パラレル3「学園祭のヒミツ」
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「・・・っあ・・・ァルぅ・・・」
今のエドワードは、アルフォンスの書斎の机に座らせられていた。向かいあって椅子に座っているアルフォンスの右手は、広げられたエドワードの足の奥に伸びている。左手はエドワードの赤く染まった胸の尖りをいじり、舌でもう片方の赤い果実を味わっていた。
「ヤバいなあ・・・制服って癖になりそう」
兄さん限定だけどね、と楽しそうに笑う。
「っんっ・・・誕っじょ・・・日プレ・・・ト、気に入ったかよ・・・っ?」
くちゅ・・・
「ああっ・・・」
双球をまさぐられながら、アルフォンスの長い指を蕾に受け入れたエドワードは、もう息たえだえで。
クチュクチュと響くイヤらしい水音で聴覚まで犯される。
「ふふっ、兄さんのコレ、先をぱくぱくさせてる。こんなにヌルヌルなのにまだ溢れてくるね」
スカート、汚れちゃうね。
ペロッと先端を舐める。
「ああっ!お前・・・っ・・・ジラせすぎっ・・・はぅん・・・」
「ごめんね。兄さん、カワイイんだもん」
でも、そろそろ可哀想かなと思ったアルフォンスは指を2本に増やす。ぐりっとエドワードのイイところを押し潰すように指を曲げる。
「はっああっ・・・んんっ・・・」
とろけきった蜂蜜色の瞳が、唇から誘うように動く舌が、アルフォンスを煽る。
「兄さん、ごめんね。遊びすぎて余裕無くなっちゃった」
くすくすと少しも悪びれないアルフォンスをうるんだ目で睨む。
「そんな目で見られても、誘ってるようにしか見えないよ」
くちゅり、とアルフォンスの指がエドワードの中から抜かれ、代わりに固くて熱いアルフォンスの自身が蕾に触れる。
「もう僕もちょっと限界かも」
「あ・・・んんっ・・・ヤぁ・・・」
反射的に逃げようとするエドワードの腰を押さえ、先走りの液で濡れる先端を軽く押し付ける。
十分に潤ってたソコは、アルフォンスの欲望を飲みこもうとするかのように、ヒクヒクと動いた。
つぷっ・・
「ひゃっ・・ん!」
エドワードは熱い衝撃にイってしまいそうになるのを、自らの茎の根本を掴み耐える。
「すごいね。食べられてくみたいだ」
アルフォンスはそのまま、最奥へと突き進む。
やわやわと締め付けるエドワードの中は気持ち良くて、じっとしてても放ってしまいそうになるほどだ。
「アルぅ・・・あっ・・・」
秘所の痛みも、内壁の圧迫感も、すべてが快感に変わっていく。奥へ、もっと奥へと体が欲しがっていく。
腰を揺らし、長い金の髪さえアルフォンスの官能をかきたてる。
「兄さん、大好き・・・」
「あ・・・ル・・・」
カワイイ声で鳴いてね、とアルフォンスは腰を打ちつけ、抜き差し始めた。
エドワードの極まった声が響く。
灼熱の塊がエドワードの内部から侵す甘い快楽で、身体中が溶けてしまいそうだ。
アルフォンスも征服感に酔い、満足感に心が叫ぶ。
「兄さん、愛してる・・・っ!」
「あああーっ!!」
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