□ガブリエルの悲劇。
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「スプリンター先生、マウサーロボが直りました。これで犯人の居場所が特定できるはずです!」


ドナテロがマウサーロボを抱えて居間に入ってきた。


「うむ、ご苦労であったなドナテロ。」


「ねぇドナテロ〜オイラにも持たして〜」


「良いけど落としたらぶっ殺すよ。」

「わ、わかったよー…」



先日自分たちが戦ったロボの大人しい姿に興味を持ったミケランジェロ。
好奇心が抑えきれないため、ドナテロにせがんで持たせてもらう。


「ほーらラファエロ〜食べちゃうぞ〜」

「止めろっての!馬鹿野郎!!」


「こら、駄目だろうミケランジェロ。スイッチ入ったらどうする」


レオナルドがなだめるがミケランジェロは一向に止める気配を見せない。


「だいじょぶだって!ほーら先生噛みついちゃうぞ〜」


「!!(ビクッ)」


「………?」

「どうしたんですか先生!」


「あ、いや何でもないでちゅ

「(でちゅ?)あ、先生もしかして怖いの〜?」


「口を慎めミケランジェロ!先生がそんな機械ごときを怖がるはずないだろう!」



すかさずレオナルドが先生信者論を語り始めるがミケランジェロはどこ吹く風。



…長男としての貫禄は今この場では発揮されることはない。



「俺ジャングルに修行しに行ってくる!」

「行ってらっしゃーい。」




「ちょっとは引き止めて!!」




…それはさておき、


「先生ホントに怖くないのぉ?」

「も、もちろんじゃとも。」


「ふ〜ん…
ねぇ、ドナテロ!スイッチ入れて良い!?」


「良いよ★」


「ちょ、ちょっと待った…!」


スプリンターがすかさず待ったのサインを出す。



「あれぇ?先生怖くないんじゃないの〜?」


「こ、怖いわけあるか!
…じゃがこの場で下手に動かして壊れたらどうする。」


「……先生、コイツ改造してあるんでもう襲ってきませんよ」


「………………。」

「……………。」














「……え、マジで?」




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