『CLAYMORE』
□第壱章・・飲んで呑まれてノませあい
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バンッ
店中の眼球ウン十個分の視線が一気に俺に集中する。・・一躍時の人になっちゃったねぇ。俺もパパラッチされちゃうのかしら。
なぁんて考えてる場合じゃあない。取り敢えず言い訳を考える事にする。・・・・よし、これで行こう。
「んだよぉ、お前さん方。んなジロジロと舐め回すように人の事みなさんな。マナーって奴だぜ?それともナニか?俺の体になんか見たらヤクいもんでもついてるかい?幽霊とかな」
『んなもん怖くてこの職業はやらねぇよ!むしろ、見えたらオカルト雑誌で働いた方が楽だ』
『だな。てか今のはいきなり、しかも全力でドア開けるお前が悪りぃよ』
ドアに大穴開けた事ある奴等が言うか。なんか言い訳するのが逆に腹ただしくなってきたな・・
「あ〜らら、何時も全力で開けてる連中が何言ってんのぉ?俺のなんかまだ軽い方でしょうよ。お前さん方みたいに穴は空けねぇよぉ?」
『んだとテメコラァ!ワイルんトコにヤサごと売られてぇのか!?』
あ、マズったかしら?;ワイルはこの前俺にスキャンダルを暴露された街の大物で、アレから裏でパパラッチ狩りしてるって聞いたが・・やっぱ俺が原因だったのね;
(さてどうやって場を収めたもんかね・・ん?)
ふとカウンターに目をやると、店長がカウンターの客に何やら話しかけていた。っとカウンターの客と一瞬目が合う。・・どっかで見た事
バンッ!
バンッ!