『CLAYMORE』

□第壱章・・飲んで呑まれてノませあい
2ページ/7ページ

バンッ


店中の眼球ウン十個分の視線が一気に俺に集中する。・・一躍時の人になっちゃったねぇ。俺もパパラッチされちゃうのかしら。

なぁんて考えてる場合じゃあない。取り敢えず言い訳を考える事にする。・・・・よし、これで行こう。

「んだよぉ、お前さん方。んなジロジロと舐め回すように人の事みなさんな。マナーって奴だぜ?それともナニか?俺の体になんか見たらヤクいもんでもついてるかい?幽霊とかな」

『んなもん怖くてこの職業はやらねぇよ!むしろ、見えたらオカルト雑誌で働いた方が楽だ』

『だな。てか今のはいきなり、しかも全力でドア開けるお前が悪りぃよ』

ドアに大穴開けた事ある奴等が言うか。なんか言い訳するのが逆に腹ただしくなってきたな・・

「あ〜らら、何時も全力で開けてる連中が何言ってんのぉ?俺のなんかまだ軽い方でしょうよ。お前さん方みたいに穴は空けねぇよぉ?」

『んだとテメコラァ!ワイルんトコにヤサごと売られてぇのか!?』

あ、マズったかしら?;ワイルはこの前俺にスキャンダルを暴露された街の大物で、アレから裏でパパラッチ狩りしてるって聞いたが・・やっぱ俺が原因だったのね;

(さてどうやって場を収めたもんかね・・ん?)

ふとカウンターに目をやると、店長がカウンターの客に何やら話しかけていた。っとカウンターの客と一瞬目が合う。・・どっかで見た事

バンッ!

バンッ!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ