GIFT
□文化祭の悲劇!!
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− 夏の暑さもやわらぎ、過ごしやすい季節になったある日の某潰れ顔宅−
「文化祭ぃぃ〜??」
「おうよ浦飯!こないだよぉ〜、蔵馬のやつにちょっと用事があって、あいつの学校にいったんだけどよ…」
−回想−
ったく、なんでよりによって明らかに今日提出のプリントがオレの鞄に入ってるんだよ……
蔵馬のやつ以外にそそっかしいのか?
「ん?なんか門のとこにやに人がいんじゃねぇか…」
めんどくせぇ〜…あその学校のやつって、みょうに頭かたいからあんま関わりたくねぇのによ…
「仕方ねぇ!これも蔵馬のためだ!!進め!男・桑原ぁ〜!!!」
−校門前−
「そこ、もぉちょい右ぃ」
「ばか!そんなに力入れたら壊れるだろ」
…なになに『第×〇回文化祭祭』!?蔵馬のやつんなこと全然教えてくれなかったじゃねぇか!!……なんか隣りにでっけぇポスターがあるな
「えっと…『生徒会主催・女装美女コンテスト』……女装美女だと!?ってことは…」
−以上回想終了−
「…ってことなんだよ」
へぇ〜、あのオカタイ進学校でもそんなあほなことすんだな…
けどよ…
「「それがどうした(んだよ)」」
…ん?今なんかハモんなかったか??
「おい桑原、今なんかオレ以外の声がした気がする」
「奇遇だな浦飯、オレもお前以外の声がした」
やっぱオレの聞き間違いじゃなかったか…
てか今の声って…
「「飛影〜!?」」