立夏×草灯(原作5年後設定)
□然れど酔余のことなれば
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美味しく飲めるのも、倒れずに飲めるのも、缶ビール1本が限界。
よく飲むくせに、オレがそんなにも酒に弱いって知ったとき、立夏ってば小学生だったのに慰めてくれたよね。
『飲める飲めないより、自分の酒量をちゃんと判ってる奴が「強い」んだとオレは思うぞ』
お酒なんて飲んだこともないのにそう言ってくれて。
でも、自分は飲んだらきっと強い、なんてことも言ってて。
懐かしいな。
それがまさかこんなことになるなんて……。
然れど酔余のことなれば
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