☆『ブルタンは地球人 〜天地創造編〜』【執筆:平成8年1月14日(日)】

「自分は宇宙人の仲間か?」
ブルタンは、ときめいた。母は答える。
「何でバナナの缶詰がないの!!」
ブルタンはグレた。ブルタンの心は揺れ動くゆりかごの様にも取れる。そしてこれは、時代の流れを無視して語ることはできない。
この時代は1867年、ガンジーが徳川幕府に反旗を翻しロシアに攻め入った。アメリカは黒船を率いて、時の人ザビエルモンに会い、
「ガンジーはクレイジーすぎる」
と号泣した。そしてそれを見た二郎は、
「世に大物は無し」
と言った。こんな時代だからこそブルタンは、ポケットに今日もポン酢を入れていた。
そしてこの時代は、もう一つ特筆すべき点がある。それは肉を食らうことである。ある日ブルタンは、頭が狂い肉屋に行った。
「この野郎。何か出せ。」
と言った。店主は肉の鍋料理を出した。その時、持っていたポン酢を鍋に入れてしまった。

その時の姿を見た孔子の言葉が今も残っている。
「子曰く、『武類炭(ぶるたん)、酢を一升入る』と。」

話は元に戻るが、狂ったブルタンは我武者羅に、しかし生意気に食らいついた。その時ブルタンは正気に戻った。正気に戻ったブルタンは、自分の行いを見て悟るに言った。生きてる間、ブルタンが最初で最後に思った事だろう。自分の気持ちを抑えて、かつ捨ててまで言った。
「肉の味が活きてるね。」
と。父は涙した。
―完―

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☆『ブルタンと花 〜ミリオンパワーを持つ男〜』【執筆:平成8年1月19日(金)】

ある日、ポーランドでブルタンは思った。
「蟻は確かに速い。しかし小さい。でも人間が蟻のように速いと凄いだろうな。ふっ。」
と。そこに謎の人物が現われてブルタンに言った。
「ポーランドの人はヨーロピアン。シベリアの人はシベリアン。でも、どうして日本人はニアンと言わないのか。それはニアンにすると、外国のインテリが『煮たアンコ』の略だと思い間違えるからだ。」
彼は強気にいった。この言葉に対してブルタンは言った。
「私はインテリです。」
彼は胃の痛みを感じた。しかし、こらえていた。
「君がインテリなら、この問題を解けるか。問1。ナポレオンはどこの人?」
彼はポルトガルと答えるだろうと思った。だがブルタンは違う答えを出した。
「ナポレオンさんの家の人。」
彼は言った。
「本物のインテリだ。」
敗者は去った。
「永遠の命を・・・。」
悟は微笑して言った。これを聞いたブルタンは、今日の日を忘れないと心に言い聞かせた。

※[インテリ]知識のある人の意。

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☆第3巻『ブルタンは泣いている 〜100万ドルの男編〜』【執筆:平成8年(月日不明)】

ある日1人で買い物をしていると、ある男が買い物をしていた。近づいてみると100万ドル払っていた。ブルタンはこれをほしいと思ったが、友と父が「ポールは友達!!」と言ったので、少し心をなでおろすブルタンである。

9年度正月映画
おなじみの痛快アクション
『源氏とブルタン 〜サウジアラビアの華僑〜』

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☆『ブルタンとハモルン 〜カルマ七人衆の恐さ〜』【執筆:平成8年1月19日(金)】

「ブルタン。1,200円あったら何する?」
旧友のハモルンは聞いた。ハモルンはこんな軽い質問が好きだったと思う。そしてブルタンは答えた。
「人の世を変革に導いて・・・私が長になる。」
この答えにハモルンは多少動揺したが、次にこう言った。
「ブルタン。それは違う。それは時がかかる。しかもブルタンの考えを実行するには、伝説の『カルマ七人衆』を集める必要がある。」
そう言うとハモルンとブルタンは沈んだ。

ここで説明しよう。「カルマ七人衆」とはその昔、世界の各地に仙人の様な奴がいた。彼らは1人1人が七個の物を持っていた。そんな野郎が七人いた。1人は中国四川省に家を持つモンケカンなる人物である。彼は犬を七種類持っている。2人目はフランスに住むダパーなる人物である。彼は七個の「痩せる石鹸」を持っている。このような人物を「カルマ七人衆」と称するのだ。彼らが揃うと気合いでカバーしてくれるのだ。

話は元に戻るが、ハモルンはブルタンにこの事を伝えた。
「人の世は難しいものだなぁー」
と言った。ハモルンは泣きながら、
「肉のスモークを嗅いだら、いい匂い。」
と、つぶやくように言った。父は、
「ヒノキを買え。」
と言ってしまおうとも思ったが、ぐっと抑えて、心で怒ってこの語を心で連発していた。

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☆『ブルタンの箱 〜夢に散ったもの編〜』【執筆:平成8年1月20日(土)】

「ハサミの持つ所は『とって』とは言わない。」
ブルタンは苦痛に耐えて言った。そこへ、ブルタンの先生の「いんげん先生」が来た。先生はブルタンに言った。
「ブルタンは、雪はなぜ白いか知ってるか。それは赤だったりすると血が流れているのがわからないからだ。」
これを聞いてブルタンは言った。
「私の血は白です。流れても知りません。」
と、泣きたいのをこらえて言った。
「じゃ、ブルタン。夢はあるかい。」
と、先生は言った。
「夢は、サラダを牛に食らわせることです。」
ブルタンは笑顔で言った。
「羽の中では、いた・・・」
と、祖父は言いかけて言葉を忘れた。

[特集1]カルマ七人衆について
読者から、「カルマ七人衆の残りの5人を教えろ」との、電話・ファックス・手紙・マスコミからの脅迫がたくさん来たので言う。

3人目は、フィリピンに住むシピタさんだ。彼は、足の指が異なる種類を七本持っている。
4人目は、日本に住むシェクプーチさんだ。彼は、牛の歯を七本はやしている。
5人目は、イギリスに住むマクレボーさんだ。彼は世界の海の水を七種類持っている。
6人目は、アメリカに住むぺタさんだ。彼は七種類の人間の胃を持っている。
7人目は、北極に住むクマさん。彼はトンボ鉛筆を七本持っている。

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☆『ブルタンのクーデター 〜世界ロマン編〜』【執筆:平成8年4月13日(土)】

ブルタンはフランスに行って兵士に言った。
「シラク君はいるかね?」
と。兵士はシラクの家に連れて行った。シラクが出てきて招いた。
「ブルタン様。今日は何の用でしょう。」
とシラクが言うと、
「君、核実験はダメ。」
とブルタンは言って、またこう言った。
「罰として爆弾を落とすけどよろしいかな?やならフランスをくれ。」
シラクはあっさりと、
「うん」
と、うなずいた。
次にブルタンはロシアに行って、
「エリツィンの父だが息子に会わせてくれ。」
と言って、エリツィン室に行った。するとどうだろう。みるみるうちに戸が開くじゃないか。ブルタンはすぐに思った。
「ハハーン。全自動の思考ルーチンを戸に組み込んだな・・・。」
そして、開いたドアを通り人影を見た。するとエリツィンは日本語で言った。
「イエローモンキーはキライだ。悟の正体を知りたいか。何を隠そう悟は私だ。」
ブルタンは驚きもせず冷たく言った。
「お前は悟じゃない。なぜなら悟は私が6歳の頃、12歳だった。お前はどう見ても40歳過ぎた中年だよ。」
エリツィン曰く、
「負露君渡全部(負ケタヨ露ヲ君ニ全部渡スト)」
ブルタンは、
「フランスとロシアの領地は、全て老人ホームにやることにする。」
と言って、暗となって消えた。それを見て森は、
「サムライ大将!!」
と言って燃え続けたとさ。

※[イエローモンキー]日本人
※[シラク]フランス大統領(当時)
※[エリツィン]ロシア大統領(当時)

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『源氏とブルタン 〜サウジアラビアの華僑〜』【執筆:年月日不明】

ある日、ハナタン(声:栗山ひろし)は人々と出会うため、一路南京に行こうとしていた。しかし彼の前にヤツ、そうブルタンが立ち塞がった。彼は片言の英語で、
「子曰、『朕君子』」(子曰く、『君子は朕なりと』)
と、言い切りやがった。そんなブルタンを見て少しかわいそうと思ったハナタンは彼に事実を伝える。
「そうだよ!!オレは・・・オレは・・・『華僑』だよ。(原文ではハートマーク)しかしブルタン君、君に私を責めることが出来るとでもいうのか。いや出来ない。いいじゃないか!!サウジでなんかさぁ。」
ハナタンとブルタンは、そうやってスキを見せ合っていた。その時、3人はまだ知るよしも無いが、源氏が動き出していた。ある目的のために。
「あっ!!危険だ!!」
その時第三者が現われて、ちょっとだけアルファファファ。

しくらめん あんたと私は イナムラ 

―続く―

※[サウジ]サウジアラビアの意。

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