~オリジナルの部屋~

□バツ
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 マイナー調の曲を作りたく、チャレンジしてみた曲です。

 詞を読んでいただけるとわかる通り、まあ付き合いがうまくいかなかったという曲です。私自身、恋愛に関しては数多くの失敗を重ねて来たわけで、この手の曲は自分自身を重ね合わせることにより作成にも力が入りました(笑)。もう作ってからかれこれ7年くらい経つわけですが、今じっくり詞を見るとなかなかキレイな言い回しだな〜と昔の自分に関心しちゃったりします。

 サビはしっかりとハモることが出来れば、かなり聴き応えがあると思います。今回はK君も頑張ってキレイにハモってくれてますから♪実を言うと、ホントはこの曲も『君と過ごした夏』も、3人でハモりたい曲なんですよ・・・。まあでもフォークデュオだから仕方ない。うちらに3人目で加入できる人なんて、該当者無しだもんね。

 ちなみに、この曲と『雪の降る夜』が、オリジナルの第2期曲(2期までしかありませんが)であり、今まで作って来た全ての楽曲の中で、この『バツ』が一番のお気に入りで自信作です♪まあでも、一番完成度が高いのは『心めぐり』でしょうね(笑)。さすがにあのコンビには敵いません。でも、負けてないと思います!!



<バツ>


つなぎ合わせの愛
ほつれた隙間から薄れてく
乗り切らないデート
気付いていたさそこまで鈍くない

不自然な香に吸い込まれて
届かないサイン困惑のリズム

遅すぎた告白
予想はしていた言葉深く胸に突き刺さる

Ahずるいことばかりしてきた僕にもついに
長い夜が訪れる
Ah信じて待っていた君を裏切ったバツだね
返す言葉もないよ


閉ざされた空間
ピンだけ刺さったままのコルクボード
狭く感じていた古いベッド
なんだか余裕あるね

もう戻らない部屋のドアを閉めて
階段を降りる音が遠くなる

揺るぎない現実
指折り数えた記念日もやがて褪せていく

Ahテーブルの隅に外したばかりの指輪
やけに眩しく光る
Ah許されるならばもう一度君に会って
ちゃんとしたさよならを伝えたい


遅すぎた告白
遠くを見る目に笑い合えた日々映らない

Ahずるいことばかりしてきた僕にもついに
長い夜が訪れる
Ah信じて待っていた君を裏切ったバツだね
返す言葉もないよ
Ah許されるならばもう一度君に会って
ちゃんとしたさよならを伝えたい

 

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