~オリジナルの部屋~

□君と過ごした夏
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 TAKE2と同じく、K君と最初に作った曲です。曲のテンポなどもふまえて、こっちを好む人の方が多いのではないかと思います。はっきり言っちゃえば、人受けする感じに仕上げようと意図的に作りました。

 曲は、男性には少なからず経験があるであろう、年上の女性への憧れを書いたものです。大した恋愛経験の無い私が、意外にもすんなりと詞を仕上げることが出来ましたね。
 この曲を初めてK君と合わせた時、彼のベースに鳥肌が立ちました。曲を合わせるにあたって、まず私が自分の部屋でギターを弾いて歌ったものを録音し、そのMDとコード進行付きの歌詞を彼に渡します。彼はそれを聞いてベースをアレンジし、後日二人で合わせる・・・という段取りです。素人的な感覚で、ベースはシンプルな感じをイメージしてましたが、やっぱり甘いですね〜。彼は、そんな誰もが簡単にイメージできるようなアレンジはして来ませんでした。まさかそんなに素晴らしい感じにアレンジしてくれるなんて。じゃあ合わせてみようぜ〜とカウントをし、いざ始まった瞬間、自分がギターで前奏を弾いている横で彼が弾くベースを聴いた時、顔がほころんでギターの演奏を止めてしまったのを覚えています。それくらい彼のベースは衝撃的でした。
 ありがとうK君!!



<君と過ごした夏>


突然降り出した雨とふらふらの赤トンボが
西の空に重なると思い出す
子供の頃恥ずかしかった青春という響きが
大人になった今わかった気がする

ふざけて川に落ちて
びしょ濡れになって靴流され
背中で大泣きしてた僕は今
強くなってます

たった一つ願い事が叶うとしたなら
もう一度あの日あの場所へ
短すぎた夏の思い出作りに
ありったけの想いぶつけに行こう


朝早くから連れ出して色んな事教え合って
山が赤く染まるまで遊び続けた
明日は何をしようかなそんなことばかり考えて
寝る前に書くのが楽しみだった絵日記

夢中で下り坂を全速力で駆け降りた
君がくれた赤い麦わら帽子が空に舞ってたね

初めて触れた手の平の優しい温もり
残って忘れられないよ
君と過ごした夏は
ほんのついこの間のような最高の出来事


間に合うわけないのにボロ自転車で追い掛けた
あのバスに乗り遅れていたら・・・
君にうまく言えたかな

たった一つ願い事が叶うとしたなら
もう一度あの日あの場所へ
君と過ごした夏のあの日あの場所へ

夏空に溶けたこの想い君にまで届け
風に乗って時を飛び越えて
思いがけない出会い
あどけなさ残るあの夏に戻りたい
たった一つ願い事が叶うとしたなら
もう一度あの日あの場所へ
短すぎた夏の思い出作りに
ありったけの想いぶつけに行こう

 

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