~オリジナルの部屋~

□この脚に賭けてみる
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 大学生時代、よく大学の図書館でクラスの仲間と実験のレポート作成をしていました。図書館に行かないと資料足りないため、提出前になると同じ学科の人達があらゆる場所にいて、お互いに資料を貸し合ったりとそれなりに大変さを共有しながら仲良くやっていました。

 今でもその日の様子を覚えていますが、いつものように図書館のテーブルに向かってレポート作成をしていました。ずっと根をつめてやっても仕方がないので、もちろん息抜きは必要です。心の中で、「あー、めんどくせーなー」なんて愚痴りながら、ふと思い付いたことを書き綴ってみました。すると、いつの間にか1曲分進んでしまい、そのまま曲を乗せてはい完成となったのがこの曲です。『雪の降る夜』と同様に、一日で出来てしまった奇跡の曲ですね。ただ、残念ながらこの曲は相方と練習した曲には含まれておらず、音源は私の頭の中にしか存在しません。

 曲のイメージは、『秋元&後藤ゴールデンコンビがとんねるずに歌わせるために作る』というのを真似てみたところ、モロとんねるずらしくなりました(笑)。いやー、びっくり。影響力ってあるもんですね。お二人の曲に普通にありそうです。パクリ疑惑が出てしまうのではというほどです。しかし、いたってオリジナルですのでご安心を。

 メッセージとしては『TAKE2』と同じ方向性を持っていますが、もう少し気楽な感じです。曲調も軽快な感じに仕上げています。
・目的をしっかりと持っていない中途半端な自分自身
・失敗を恐れて一歩前に踏み出せない自分自身
・可能性を秘めている自分を信じることが出来ない自分自身
そんな自分自身に対して、ハッパをかけている、そんな曲です。
 今の私に一番合っている曲かもしれませんね。

※補足です
 先日発見された『ネタノート』により、この曲は97年6月2日に作ったことが判明しましたaなんか嬉しいマ



<この脚に賭けてみる>


また負けちまった
だけど次があるさ
新しい言い訳を考えて
擦り切れた拳が
心なしか弱気に見えて
愚痴をこぼしたように聞こえた

夢は夢のままだといいけれど
俺の夢はいつも中途半端さ
もう少し傷増やしてみるか

この腕に賭けてみる
まだまだやれるはずさ
血が止まるまで組んでいる場合じゃない
この腕に賭けてみる
きっと待ってたはずさ
2本もあれば何か掴んでくれるさ


今日は何の日だ?
祝いはしないけど
そんなこと気にする歳になった
やる気が無いのか
金は元々無いけれど
目の前にブロックが積み上げられた

今の位置に不満があるわけじゃない
ほんの少し空気が合わないだけ
擦り減った靴 穴開けてみるか

この脚に賭けてみる
たまには使ってやるか
コップを受け取っている暇は無い
この脚に賭けてみる
きっと待ってたはずさ
走ってればどこか連れてってくれるさ


この腕に賭けてみる
まだまだやれるはずさ
血が止まるまで組んでいる場合じゃない
この脚に賭けてみる
たまには使ってやるか
コップを受け取っている暇は無い
この脚に賭けてみる
きっと待ってたはずさ
走ってればどこか連れてってくれるさ

 

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