犯したキスの数だけ
□お姉ちゃんシリーズ
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「おー、いい声だーvV」
「姉ちゃーん……」
「やばい//最高だわ!!」
「姉ちゃ……」
「赤也うるさい!!気が散るからどっかいけ!!」
「……ひどッ」
まったく、人が乙ゲーやってるときに話しかけるなんて……
といってもヘッドホンしてるから大して聞こえないんだけどね
やっぱ気持の問題だよ(笑
でも半分はしょんぼりした赤也を見るのが楽しくってやっているってのもある。
テニス中の赤也はヤバイって精ちゃんがいってたのよね。
だから家でのあれはレアなのだよ。
「赤也」
「!!なに?姉ちゃん」
「こっちきなさい」
私はゲームをやめ、膝を叩きながら赤也を呼んだ。
少しためらったようだがゆっくりと膝の上に座った。
「なにかようがあったの?」
赤也の髪をなでながら聞く。
「ん……べつになんにもないけど、
ゲームに姉ちゃんとられた気がして……//」
「……(かわいいな、このやろー)大丈夫だぞ。」
そのあとも赤也は膝の上に座りながらいろいろなことを話した。
学校や部活のことなどなど
たまには甘えたい
(精ちゃんから聞いたけど人を傷つけるテニスをするんだって?)
(うっ……)(なるべくやめなさい)(……気をつける。)
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