Long
□ETERNAL LOVE
1ページ/7ページ
――入ってきたのは
小柄で帽子を被った老人――――――
――帝おじいさまだった
「愛歌よ、お前が倒れたと聞いての………。」
おじいさまはそう言って、病室のドアを閉めた
「ええ。ですが今は調子良いですよ。」
自分でも今は安定してると思う。
「…………実はな、今回の件がワシの与えた石のせいかもしれないと思って、心配になっての………。」
「いえ。これは私の体の問題です。
石のせいではありませんよ。」
事実、石はここまで働かないし、
自分のことは自分が一番わかっているから――