Short 1

□真紅に染まる貴女
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人通りが多い大通りを、綾崎ハヤテと桂ヒナギクの二人は歩いていた。





「結構混んでるわね。」




桃色の髪をもつヒナギクが言った。




「まあ…………
休日ですからね。」




彼女とは対称的に水色の髪の少年―――――


綾崎ハヤテはそう答える。





彼は執事という仕事が普段はあるのだが、

今日は久しぶりに彼女のヒナギクとデートするために休みだ。
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