Short 1

□星の降る夜
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頬を撫でる夜風が何とも心地良い。






人々は寝静まり、辺りからは虫たちの美しい鳴き声が聞こえてくる。






街を一望できる小高い原っぱで、僕らは大の字に寝ころんでいた。






「綺麗……。。。」






そう呟いた隣の愛しい人は夜空に魅入っていた。






「そうですね……。。」






漆黒の闇に浮かぶ沢山の星々。






それらは不規則に散りばめられ、僕らを魅了し、

まるで今にも降り注ぐかのように僕らの上で輝いていた。。。
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