Long
□ETERNAL LOVE
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「ワタル君。」
ワタルがそちらを向くと、待っていた愛歌がいた。
「ごめんなさい。
待った?」
「いや、
オレも今来たところ。」
愛歌はワタルの隣に座った。
「よかった。。
はい、これ。」
彼女はワタルに弁当箱を渡した。
「久しぶりに作ったけど……………
ワタル君のために頑張って作ったのよ。」
そう言って微笑む彼女を見て、
ワタルは顔が熱くなっていくのを感じた。
「あ、ありがとう‥//」
ワタルが愛歌と付き合い始めてから、毎日の弁当は愛歌に作ってもらうようになった。
彼女が入院しているときはもちろんサキが作っていた。
「食べていい?」
「どうぞ。」