Long

□ETERNAL LOVE
2ページ/7ページ





明日、貴女はまだ





オレの隣に居ますか?






毎日お見舞いに行って、





貴女に会うまでは






不安で胸が張り裂けそうになる・・・。







「あら…?
ワタル君、また来てくれたの?」







今まで本を読んでいた彼女は、こちらを向いて笑顔になった。








「当たり前じゃん。

毎日来るって約束したし。」







何ともなさそうな彼女を見て安心し、ニカッと笑う。





「でも………」





こうやって貴女の隣で笑う事も、






あと何回できるか分からなくて―――。







「頼むから・・・

オレの傍から居なくならないでくれよ・・・」







愛歌はうなだれる少年を見て目を閉じ、





悲しみで耐えられないような表情を浮かべていた。。。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ