Long
□ETERNAL LOVE
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明日、貴女はまだ
オレの隣に居ますか?
毎日お見舞いに行って、
貴女に会うまでは
不安で胸が張り裂けそうになる・・・。
「あら…?
ワタル君、また来てくれたの?」
今まで本を読んでいた彼女は、こちらを向いて笑顔になった。
「当たり前じゃん。
毎日来るって約束したし。」
何ともなさそうな彼女を見て安心し、ニカッと笑う。
「でも………」
こうやって貴女の隣で笑う事も、
あと何回できるか分からなくて―――。
「頼むから・・・
オレの傍から居なくならないでくれよ・・・」
愛歌はうなだれる少年を見て目を閉じ、
悲しみで耐えられないような表情を浮かべていた。。。